2012-12-12から1日間の記事一覧
『大辞泉』(増補・新装版)によるとわっかない【稚内】 北海道北端部の市。宗谷支庁所在地。宗谷海峡に挑み、日本最北の地の碑の立つ宗谷岬と野寒布岬がある。カニ・ホタテ・コンブ漁の基地。人口四・六万。◆アイヌ語「ヤム-ワッカ-ナイ」(冷たい飲み水の…
『大辞泉』(増補・新装版)によるとそうやみさき【宗谷岬】 北海道北端の岬。宗谷海峡に挑む。北緯四五度三一分。----------------------------------------------------『続氷点』:「目の下に、稚内の街屋根が雑然と並び、その向うに、海に突き出た宗谷岬…
出典不明。『続氷点』:サロベツ原野を訪れた啓造は、前夜宿にかかっていたカレンダーの言葉を思い出す。(サロベツ原野)
『続氷点』:啓造と高木はサロベツ原野を訪れる。「うす青いエゾエンゴサクの花が、水を透かして見るように、一面にうるんでいるのも美しかった」(サロベツ原野)
『続氷点』:啓造と高木は二人でサロベツ原野を訪れ、「所々黄金色のヤチブキが群れ咲」くのをみる。
『大辞泉』(増補・新装版)によるとみずばしょう【水芭蕉】 サトイモ科の多年草。中部地方以北の湿原に群生。春の雪解けを待って、高さ約二〇センチの白い仏炎苞に包まれた穂を一本出す。花後、長楕円形の葉は長さ約八〇センチにもなる。[季 春]---------…
『続氷点』:・啓造と高木は二人でサロベツ原野を訪れる。 間もなく、白い水芭蕉の群生する野に出た。所々黄金色のヤチブキが群れ咲き、うす青いエゾエンゴサクの花が、水を透かして見るように、一面にうるんでいるのも美しかった。水芭蕉は牧草地にまでひろ…
『続氷点』:啓造と高木は、豊富町に入った後、ガソリンスタンドのそばで、サロベツ原野への道を聞く。(サロベツ原野)
啓造と高木は、豊富町に入った後、ガソリンスタンドのそばで、サロベツ原野への道を聞くと丁寧に教えてもらえたが、「いま、サロベツ原野に行っても、何もみるものがありませんよ」と言われる。
「マタイによる福音書」第6章34節。啓造は、高木と一緒に豊富温泉に旅行に出かけた際、陽子が乳児院を見たいと言っていることを心配した際に、「うん、<明日のことを思い煩うな>と聖書に書いてあるがね。わたしは、五年後、十年後のことまで気になってね………