2012-12-10から1日間の記事一覧
『続氷点』:・啓造と高木が一緒に宿泊する。「山の中のひっそりとした温泉宿である。」(サロベツ原野)・啓造は、失踪した松崎由香子がマッサージ師になっていることに驚き、高木に事情を説明する。(サロベツ原野)
『続氷点』:・陽子は、啓造と二人で見本林に散歩に出かけた際、「眠りの中の夢」について質問する。啓造は、人間は自分の人格のうち、8割は無意識の中に沈んでいると説明し、「自分の中に未知数があるということは、同時に希望の持てることでもあるからね」…
啓造と陽子が見本林に散歩に出かけたとき、二、三人で川原で焚火をしていた。年齢容姿記述なし。陽子は焚火の炎を見ているうちに、睡眠薬自殺を図ったのちの覚めぎわの夢のことや、小学校1年生の時に夏枝に首を絞められたことを思い出す。
林弥栄編『山渓カラー名鑑 日本の樹木』(1985、山と渓谷社)によると、ストローブマツ Pinus strobusマツ属[常緑高木]中部地方以北や北海道などの寒冷地に植えられ、高さ30メートルぐらいになる。原産地では高さ70メートル、直径2メートルになるも…
『大辞泉』(増補・新装版)によるとえんれいそう【延齢草】 ユリ科の多年草。山野の木陰に生え、高さ約二十センチ。茎が一~三本出て、その先に広卵円形の歯を三枚輪生する。初夏、紫色の花を一個開く。萼は三枚あり、花びら状。たちあおい。延年草。延命草…
高木の家のお手伝い。氏名年齢容姿記述なし。徹と北原が訪問中に、育児院からの電話を知らせにくる。
出典未確認。『続氷点』:啓造は、嫂からの贈り物に不満を漏らす夏枝を見て、送り主の立場にたって想像できない夏枝に対してこの言葉を思い出す。
津川某。名前年齢容姿性格記述なし。茅ヶ崎で、夏枝の父と同居しており、夏枝たちに浴衣を送ってくれるが、夏枝は柄に対して「センスが悪い」と不満を漏らす。夏枝の長兄との間には、二人の高校生になる息子たちがいる。茅ヶ崎を訪れた夏枝は、嫂と一緒に横…
津川某。名前年齢容姿性格記述なし。茅ヶ崎で、夏枝の父と同居しており、茅ヶ崎から東京の病院に勤めている。
札幌で、高木と同居。「香煙」の章で、脳溢血で死んだことが記される。高木は同じ家に居ながら母の死に目に会えなかった。お茶の師匠をして、女手一つで子供たちを育て上げた。高木によると、「三十年も昔から、耳鳴りだの頭痛だのといっていた」。(1)「…
実在するかどうかは未確認。 『続氷点』:徹と北原は、高木産婦人科に行く途中で、割烹「鴨川」の角を右に折れ、「切込み砂利を敷き詰めた小道に入った。コンクリートの塀が、「鴨川」の広い屋敷に沿って、長く続いている」。
『続氷点』:「二人は、創成川の小さな石橋を渡って、公園を出た。このあたりの創成川はゆるやかにカーブして、岸べに並ぶ枝垂れ柳の緑が鮮やかだった。創成川は札幌市内を南北に縦貫する小川で、その名のとおり、豊平川から引いて作られた川である。」(雲…
『続氷点』:「二人は、創成川の小さな石橋を渡って、公園を出た。このあたりの創成川はゆるやかにカーブして、岸べに並ぶ枝垂れ柳の緑が鮮やかだった。創成川は札幌市内を南北に縦貫する小川で、その名のとおり、豊平川から引いて作られた川である。」(雲…