integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

2012-11-19から1日間の記事一覧

氷点:野口チヨ

陽子が小学校1年生の時の同級生。3月3日の学芸会の時に、白い洋服で一緒に踊ることになっていた。「小説の人物の名前」(『私にとって書くということ』所収)で、三浦綾子は実在の人物「のぐちちよ」であることを記し、陽子の友人の名前として使用した理由に…

氷点:石原スミ

陽子が小学校1年生の時の同級生。3月3日の学芸会の時に、白い洋服で一緒に踊ることになっていた。

自殺

『氷点』:(1)辰子は家出した小学校一年生の陽子に次のように諭す。「少しぐらいのいやなことは、人間はガマンをしなければだめよ。いやなことがあるたび、おばちゃんのうちへきて、そのおばちゃんのところもいやになったら、こんどはどこへ行くの。あそ…

氷点:ヒナ人形のような顔立ちの内弟子

辰子の内弟子の一人。小学校1年生の陽子が家出をして辰子の家にやってきた際、暗くなっても帰らない陽子に「淋しくないの?」と声をかける。

茶の間

『氷点』で、辰子の家の茶の間は次のように記される。 茶の間は十畳。この茶の間がおもしろい。踊りにはあまり関係のない、学校の教師、医者、銀行員、商店主、新聞記者など雑多な職業の男たちが、何とはなしに集まってくる。ひるでも、夜でもひまがあるとで…

氷点:女の人(女のひと)

夏枝に首を絞められ、家出した陽子は、旭川駅で白いベビー服を着た赤ん坊を抱く女の人に出会い、「おかあさんみたいに、やさしい人だった」と夏枝を恋しく思う。

苫前(とままえ)

1932(昭和7)年10歳の夏、三浦は父母の故郷の苫前へ、兄都志夫、姉百合子と訪ね、生れて初めて汽車に乗る。 『氷点』:少女時代の夏枝が海水浴に行った場所。「少女のころ海水浴に行った苫前の海が目にうかんだ。眉のように浮かんだ天売、焼尻の二つの島の…

手紙

(1)生きる希望となるもの『道ありき』:戦後、虚無状態にあった三浦綾子を立ち直らせたのは、前川正との文通であった。また、愛する正を失った三浦が立ち直るきっかけとなったのは、日本中から送られてきた手紙であった。(2)真実を知る契機となるもの…

氷点:(レントゲン)技師

夏枝がのぞき見した啓造の日記に記されている。辻口医院のレントゲン技師。氏名・性別など不詳。レントゲン写真が拙いため注意が必要だと日記に記されている。

氷点:栄養士

夏枝がのぞき見した啓造の日記に記されている。辻口医院の栄養士。氏名・性別など不詳。入院患者代表と共に、給食について懇談したところ、成果があった旨が記されている。

氷点:入院患者代表

夏枝がのぞき見した啓造の日記に記されている。辻口医院に入院。氏名・性別など不詳。栄養士と共に、給食について懇談したところ、成果があった旨が記されている。

氷点:貝森

夏枝がのぞき見した啓造の日記に記されている。辻口医院の看護婦。結婚のため退職したいと啓造に申し出た。

氷点:薬屋の外交員

夏枝がのぞき見した啓造の日記に記されている。ヒドロンサンの件で来訪。

日記を三年続けてかいた人間は、将来何かを成す人間である。十年間つづけて書いた人間はすでに何かを成した人間である。

出典不詳。『氷点』:啓造が小学校3年生の時から日記をつけている几帳面さについて、高木はこの言葉を引いて「そうすると、辻口って奴は、よほどドエライことをしでかすってことになるはずだがなあ。たいしたこともないようだぜ」と冷やかす。『丘の上の邂逅…

日記

(1)真実を知る契機となるもの『氷点』:啓造は日記をつけているが、ドイツ語、英語まじりのほとんどメモのような簡潔なものである。夏枝は時々それをのぞき見したが、のぞき見したことで、陽子が引き取られた経緯を知る。(2)何かを成した人間の行為を…

氷点:おとなりの進さん

二三夫の隣りに住む子ども。小学校1年生の陽子が二三夫に石をぶつけられた時の様子を目撃して、知らせた。

氷点:井尾二三夫

小学校1年生の陽子に石をぶつけた男子。陽子は、叱られたら困ると二三夫をかばい、理由として「ずっとせんに、いろがみくれたもの」と言う。二三夫は黙っていたが、隣の進が陽子がうずくまっている様子を目撃して知らせた。

氷点:井尾さんの奥さん

小学校1年生の陽子に石をぶつけた二三夫の母。

渡辺ミサオ(わたなべみさお)/わたなべみさを/渡辺みさを

『草のうた』『石ころのうた』など:実在の人物。旭川大成小学校の1年から6年まで、綾子の担任だった。綾子が入学した時、23歳。1990年1月某日死去。(1)『草のうた』によると「小柄な、目の深々とした女の先生」「この先生の目は、日本人というより、写真…

氷点:よねつとよ子

陽子の級友。小学校1年生のとき、陽子の前に並んで座っている。「ハキハキして、とてもお勉強をして、おしゃべりをしない」児童だと高木に説明する。「小説の人物の名前」(『私にとって書くということ』所収)で、三浦綾子は実在の人物であることを記し、「…

氷点:ささいいく

陽子が小学校1年生の時、陽子の前に座っている女子。「字が上手で、色が白くて、おりこうさん」と陽子は評す。「小説の人物の名前」(『私にとって書くということ』所収)で、三浦綾子は「ささいいくこ」実在の人物がいるでことを記し、使用した理由について…

氷点:みわまさこ

陽子の小学校1年生の時の同級生。陽子と並んで座っており、陽子曰く「きれいなお顔をして、やさしい声で、お勉強ができる」女子。「小説の人物の名前」(『私にとって書くということ』所収)で、三浦綾子は実在の人物であることを記し、「陽子の友人、みわま…

氷点・続氷点:(高木の)妹

陽子が1年生の時、高木は妹の長男(陽子と同じ年)の葬式で斜里に行く。学校の帰りに吹雪に会い、馬橇に引かれて死亡した。

氷点:アメリカ兵

役所に陽子の出生届を出しに行った日、バスから降りて道を横切ろうとした啓造の鼻先をジープがかすめるように走りすぎる。「まだ少年の感じのうせない」アメリカ兵がニヤリと笑ったのを見て、陽子の問題に心を奪われ、危うくジープにひかれそうになった自分…

アウスロイムング

人工流産のこと。『氷点』で、高木は「役得」だとし、入手したジョニーウォーカーを啓造に話す。ルリ子を失った夏枝にうっかりと話してしまい、泣かれる。

氷点:間宮刑事

和田刑事の会話の中に、名字のみ登場。佐石がルリ子を殺した理由を、育児疲れで神経衰弱になったことにあると説明。

層雲峡(そううんきょう)

層雲峡について 三浦夫妻の新婚旅行先 小説中に登場する地名 『氷点』 『積木の箱』 エッセイに登場する地名 『愛すること信ずること』 『この土の器をも』 『生かされてある日々』 層雲峡について 『大辞泉』(増補・新装版)によると そううんきょう【層雲…

縁談/結婚

(1)自身への関心を知るために持ち出す『氷点』:夏枝は村井に縁談を薦めるが、自分に対する村井の関心が「どの程度のものかを、はっきり知りたいためかも知れなかった。」(2)意思的な結婚(3)結婚に対する的外れな考え『氷点』:・高木に見合いを勧…

氷点:写真の女性

『氷点』(敵)で、夏枝が村井に縁談を薦める。(1)笑声が聞こえそうなほど無邪気な笑顔で、アカシヤの樹によりかかって写っている。(2)記述なし(3)記述なし

(1)人間の影の象徴 『氷点』冒頭では、「ストローブ松の林の影が、くっきりと地に濃く短かった。その影が生あるもののように、くろぐろと不気味に息づいて見える」とある。⇔陽「東の空に入道雲が、高く陽に輝やいて、つくりつけたように動かない。」