2008-06-08から1日間の記事一覧
『氷点』:(1)村井が結核の療養に訪れる。(2)啓造は、1954年(昭和29年)9月26日、乗船した洞爺丸の海難事故に遭遇する。『積木の箱』:・「佐々林豪一は、札幌の北栄中学にも北栄高校にもかなりの寄付をしている実業家であった。旭川の佐々林豪一とい…
「ヘモる」と書かれることも。結核の症状。『氷点』:・村井は喀血し、洞爺に療養に行くことになる。『ひつじが丘』:・家を出た奈緒実を追ってきた良一は、奈緒実の家で血を吐く。『積木の箱』:・悠二の前任者菊池は、「突然喀血し、いま洞爺の教員保養所に…
『大辞泉』(増補・新装版)によるとけっかく【結核】1 結核菌の感染によって起こる慢性の伝染病。侵された部位により肺結核・腸結核・脊髄カリエスなどがある。特に肺結核をいうことが多い。結核症。(※2の項目省略)-----------------------------------…
由香子/松崎由香子(まつざきゆかこ) 『「氷点」を旅する』に収録されている「三浦綾子がつづるあらすじ」では、夏枝が村井と再会した頃に現われ、「しなやかな体を持つ二十六才の娘」と記され、夏枝の旅行中に花束を持って啓造を訪ね、「先生の子を産みた…
『大辞泉』(増補・新装版)によるとエルム[elm]ヨーロッパ産のニレ属植物の総称。日本のハルニレに似る。-----------------------------------------------------『氷点』:・辻口医院に植えられている木。(西日)『ひつじが丘』:・奈緒実たちが住む牧師…
名は不明。辻口医院の初代医院長。父は酒造業を営んでいた。「はじめ外科医のつもりだったが、請われれば何科も診る何でも屋になってしまった」。昭和五年に現在(※作中では、啓造の経営する医院)の場所に病院を移転。「外科に内科、眼科、耳鼻科を併設して新…
『氷点』では、以下のように描写される。 啓造の父が初代医院長。元あった場所は不明。昭和五年に現在の場所に移転。「外科に内科、眼科、耳鼻科を併設して新しい病院経営に踏み切った」「エの字型」に建っていて、「二メートルほどの高さのガッシリとした御影…
(1)記述なし(2)記述なし(3)記述なし啓造の祖父については、以下のように記される。「酒造業を営んでいた祖父が、安いころに地所を三千坪余り買っておいた。そのおかげでぜいたくなほど広々とした敷地に病院は建っていた。病院の玄関は、門から半町…