integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

2007-12-26から1日間の記事一覧

氷点:和田刑事

和田刑事(わだ):佐石のことを啓造に報告。 容姿、性格不明。「かわいそうなのは、生後まもない佐石の子だ」と言い、啓造は腹を立てるが、このことを辰子は人間は「もし自分の子だとしたら、もし自分だったら……というように、いちいち換算しないとものごと…

汝の敵を愛すべし/汝の敵を愛せよ

新約聖書「マタイによる福音書」第5章44節「しかし、わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ」、「ルカによる福音書」第6章27節「しかし、聞いているあなたがたに言う。敵を愛し、憎む者に親切にせよ」。『氷点』:・津川教授が啓造に…

氷点・続氷点:辰子/藤尾辰子(ふじおたつこ)

辰子/藤尾辰子(ふじおたつこ) 大正9年~資産家の一人娘。旭川市六条十丁目の通りから一間ほど入ったがっしりとした木造の二階建てに住む。そばに旭川六条教会がある。夏枝の女学校時代からの友人。日本舞踊「花柳流、藤尾研究所」の師匠。昭和21年、作品…

氷点:森

啓造の先輩の精神科医。ルリ子が死んだ後、ナナカマドの木の下にルリ子がいると主張した夏枝は森の病院に入院したようだ。森の診断は次の通り。「強度の神経衰弱ですよ。神経衰弱でも、幻視をともなう例がありますからね。入院して、電気ショックをやれば、…

通り魔

『氷点』の啓造は、ルリ子の死に対して、和田刑事から事情を聞いたり、新聞を読んだりして「通り魔のようなものだった!」とつぶやき、「「偶然」というものの持つおそろしさに、身ぶるいした」。

氷点:長坂七郎

札幌の宿「いさみ屋」の主人。佐石が泊まっていたところ、「赤ん坊連れの挙動不審の男がとまっている」と通報。

氷点:佐石土雄/(さいしつちお)

佐石土雄(さいしつちお) 大正7年~昭和21年7月28日(28)『「氷点」を旅する』に収録されている「三浦綾子がつづるあらすじ」では、「元木土雄」とある。「朝日新聞」2014年6月28日の記事「小説「氷点」、原案は「風」 三浦綾子の創作ノート確認」による…

氷点・続氷点/津川教授・夏枝の父

夏枝の父、啓造や高木の恩師。夏枝にとっては「茅ヶ崎の父」徹や陽子にとっては「茅ヶ崎のおじいさん」。「内科の神様」と言われ、啓造たちからは「人格者」として慕われた学者だが、一方で母がいない夏枝を不憫に思い甘やかして育てる。夏枝にとっては「単な…

氷点・続氷点:ルリ子/辻口ルリ子(つじぐちるりこ)

ルリ子/辻口ルリ子(つじぐちるりこ) 昭和18年早春生~昭和21年7月21日没啓造と夏枝の娘、徹の妹。三才で殺人犯・佐石に殺されて死亡。辻口医院の経営が一番困難なときに生まれた。※ルリ子の生まれた時期については「昭和十八年の早春に生まれた」(ルリ子の…

過ぎ去った時間だけは神でも取返すことはできない

『氷点』の夏枝が、ルリ子が行方不明になった際、自分の愚かさを悔やんだ際に思い出した言葉。出典不明。