integral:三浦綾子資料室

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「氷点」の原題は「風」

「朝日新聞」2014年6月28日の記事で、三浦綾子のデビュー作『氷点』の原題が「風」であることが3冊の創作ノートで確認できたと報じられた。この創作ノートは2014年7月1日より、三浦綾子記念文学館で展示される。
記事には以下のことが記されている。

・原稿執筆前のノートの背表紙には「小説カゼ」と書かれている。
・ノート表紙には「肉を切らせて骨を断つ」とマジックで記されていることが画像で確認できる。
・辻口啓造は「國井信介」、夏枝は「園子」、陽子は「直美」など実際の作品と異なる名前も多く、その後も変更が繰り返されていた。
・啓造の友人・高木雄二郎は、当初のメモでは「高木(悪役)」と記され、啓造の妻への恋慕から、わが子を養子にしたい欲望を持つ設定になっている。
・啓造の子を殺した犯人の人物像が同情的に描かれるなど、作品にはないエピソードも残されている。

記事URL:
小説「氷点」、原案は「風」 三浦綾子の創作ノート確認
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11215001.html

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