integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

運命

(1)大いなるものの意志
北原が斜里から陽子に宛てた手紙に出てくることば。死のうとして海に入ったが、斜里の浜辺で気絶していたところを発見され女性は助かった。北原はその女性が「死のうとしても死ねない時がある」ということに、「厳粛なもの」や「単に偶然といい切れない大いなるものの意志」を感じる。陽子はこの手紙を読み、「神」を連想し、次に「運命」を思うが、「大いなるものの意志」とはちょっと違うと思うが、どこが違うのかわからない。(『氷点』千島から松)