integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

三浦綾子作中人物事典

三浦綾子作品に出てくる登場人物を紹介する。現在『氷点』『続氷点』『ひつじが丘』『積木の箱』4作品を公開中。

藤原栄吉

実在した人物。旭川六条教会教会員。『塩狩峠』の主人公、永野信夫のモデルとなった実在の人物・長野政雄の部下。手元の新潮文庫版『塩狩峠』「あとがき」には、長野政雄死後「感動のあまり、七十円の貯金を全部日曜学校に捧げた」ことと、綾子の取材に協力…

ジェラール・シャンドリについて問い合わせてみた。

※2013/8/5、地元の図書館にジェラール・シャンドリについてレファレンスを依頼した。8月9日にいただいた回答は次の通り。 質問「三浦綾子の『続氷点』にジェラール・シャンドリの「一生を終えて後に残るものは、 われわれが集めたものではなく、われわれが与…

積木の箱:刑事

自らの失火だとする悠二を取り調べる。僅かな時間のうちに、久代が美しいということまで聞きこむ。悠二が放火したと思っている態度をとる。(1)記述なし(2)「態度はていねいだが、語調は鋭かった」。(3)記述なし

積木の箱:乗客たち

一郎が春光台団地行きのバスに乗った時の乗客。「乗客たちは十五、六人、みんな疲れた顔をして、うすぐらいバスの中に揺られていた」とのみ記される。

積木の箱:村本

私立北栄中学の用務員。作中では、「もう一人の用務員村本は五十近い年で、よく神経痛を起し、当直の三分の二は堀井がひきうけているようなものだった」とのみ記される。

レルヒ

テオドール・エードラー・フォン・レルヒhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%AA%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%83%92-…

積木の箱:男たち

悠二が山田健一の家を訪問後、バスを降り、街を行くと「パチンコ屋には男たちがあふれていた」と描写される。氏名年齢容姿描写なし。この男たちを「この人たちも、冬の働き場を失った人たちなのか」と眺めて過ぎるとともに、「北国の冬には、ここでなければ…

積木の箱:男が二人

冬休みに悠二が山田健一の家を訪問したところ、山田の父親と一緒に花札をしていた。氏名年齢容姿描写なし。

積木の箱:山田健一の父親/健一の父

山田健一の父親。「発車」の章に登場。「筋骨たくましい」と描写されるが、下の名前および年齢性格描写なし。左官屋だが、冬は失業保険で暮しているので酒を飲み、花札に興じる。その様子は、山田の母により、次のように説明される。「先生、わたし共左官屋…

積木の箱:健一の母/山田の母

山田健一の母。下の名前および年齢容姿描写なし。悠二が家庭訪問に訪れたが、早々に家を出たので後を追って「小さな包みをす早く悠二のオーバーのポケットに入れた」。バス通りまで悠二を送る道中で、左官屋には冬に仕事がなく、夫がどのような生活をしてい…

積木の箱:二、三百人の子供やおとな

悠二が新橋を歩いていたら、橋下の広い川原にあるスケートリンクで「二、三百人の子供やおとなが、魚の回游のように群れをなして同じ方向に滑っている」とある。悠二は一郎を探そうとするが「絶えず滑りつづける人たちの顔はさだかではなかった」。悠二はそ…

積木の箱:尾坂の母

二学期の終業式の日、悠二は、母からの贈り物に文句をつけた玉脇をけるという事件を起した尾坂を家まで送る。「すし屋に勤めながら、女手一つ」で尾坂とその姉を育てる。下の名前および姉の名前は記述なし。(姉は地の文に一度きり出ただけで、作中には登場…

積木の箱:大川の父

小さな鉄工所を経営していたが、倒産。「たちまち、明日から食うに事欠くほどの生活に直面した。正直者の父親は、一切を整理し、みんなで叩いて負債を返すと、家族に宣言した」だけでなく、松夫にも進学をあきらめるように言う。悠二はこの話を聞いた後、大…

積木の箱:ホステス

悠二が鍵谷キリ子のバーから自宅に戻る途中見かける。バー「タイガー」のホステス。男が三人出て行くのを見送る。氏名年齢容姿描写なし。悠二は、このホステスを見て、「いつも自分に、はにかんで挨拶していた女を、この頃見かけなくなった」ことに気づく。

積木の箱:男が三人

悠二が鍵谷キリ子のバーから自宅に戻る途中、バー「タイガー」の細いドアからホステスに送られて出てくる。氏名年齢容姿描写なし。

積木の箱:背の低いホステス

悠二がキリ子のバーを出た時、「細い小路の中を、背の低いホステスが一人小走りに走ってきた」とある。悠二は彼女を受持った教師のことを思い、さらには、「この界わいにはびっしりと飲み屋やキャバレーが並んでいる。そこに働くホステスたちを教えた数多く…

積木の箱:二組の男女

悠二がキリ子の店に入った時、曲にあわせて踊っているというより、抱き合ったまま体をかすかに動かしていた。氏名年齢容姿描写なし。いつのまにか、どこかへ姿を消す。

積木の箱:鍵谷キリ子(かぎやきりこ)

「小路」の章で出てくる。「和服の女」悠二を「ちょっと、遊ばない?」と店に誘い、無視した悠二を「何だい、けちんぼ」と言うが、キリ子の方から悠二に気づき、声をかける。悠二が札幌の公立中学で教えた生徒。中学時代のキリ子は、「決して数学はできない…

積木の箱:つれの客らしい男

「肩もあらわなホステス」のつれの客らしい男。「レインコートのポケットに両手をつっこんで立っていた」。氏名年齢容姿描写なし。

積木の箱:肩もあらわなホステス

悠二が向いの果物屋で茶色のブドウを注文した時、悠二の背に体をすりよせた。「肩もあらわ」「まだ十代のような、ふっくらと色の白い少女」と描写される。氏名記述なし。

積木の箱:ずんぐりした別の男の子

奈美恵が久代の店を訪れ、久代に対してさまざまなことを言い、たばこを床に捨てたころ、やったきた学生の一人。「ずんぐりした」以外に氏名年齢容姿描写なし。

積木の箱:細い体の中学生

奈美恵が久代の店を訪れ、久代に対してさまざまなことを言い、たばこを床に捨てたころ、やったきた学生の一人。「細い体」以外に描写なし。

積木の箱:若い運転手

奈美恵が久代に執拗に質問している時に、砂利を積んだ大型トラックが止まり、「皮のジャンバーを着た体のがっしりした」運転手が降りて来て、奈美恵と久代を比較し、久代に「おばさん、いい着物を着りゃ、あんたのほうがよっぽど上だよな」と「不遠慮に」笑…

積木の箱:五十近い運転手

奈美恵が、久代の店に行くために呼んだ車の運転手。愛想よく奈美恵に話しかける。氏名容姿描写なし(1)「五十近い」(2)記述なし(3)「しかし、大変なことも、過ぎてしまえば懐かしいもんですなあ」

積木の箱:洞爺の女

豪一の愛人の一人。豪一は奈美恵に根物語にどんな女かきかせる。「背は低いが小太りで濃厚な女」と記述あり。氏名年齢描写なし。

積木の箱:札幌の女

豪一の愛人の一人。豪一は奈美恵に根物語にどんな女かきかせる。「色は白いが、肌理は荒い」と記述あり。氏名年齢描写なし。

かぐや姫

『竹取物語』のヒロイン。『積木の箱』:・和夫はマユミの父に、幻灯でかぐや姫の話をしてもらうが、話をしながらマユミの父は泣いてしまう。(映像)・和夫は、かぐや姫が「あんまりめんこいもんだから、天からお迎えが来てね」と話を説明しながら、「かぐ…

積木の箱:マユミの父

「マユミちゃんのおとうさん」として、和夫の話中に出てくる。幻灯の話がうまい。「かぐや姫」の幻灯を説明しながら、本当に泣く。氏名年齢容姿描写なし。

積木の箱:長身の青年

みどりが九州旅行に行った際、「長崎の港をバックにして、長身の青年がどこか遠くを眺めていた」、「あまりにも悠二に似ているその青年」と記される。みどりは「港の船を写すような顔をして、シャッターを切った」。氏名年齢性格記述なし。

積木の箱:桜川澄子

私立北栄中学の女子事務員。二学期の初日、校長室に行くように告げる。年齢容姿描写なし。