integral:三浦綾子資料室

作家・三浦綾子に関する研究をするブログ。※予告なしに記事の修正削除およびURLの変更を行います。

『続氷点』作中人物事典

ジェラール・シャンドリについて問い合わせてみた。

※2013/8/5、地元の図書館にジェラール・シャンドリについてレファレンスを依頼した。8月9日にいただいた回答は次の通り。 質問「三浦綾子の『続氷点』にジェラール・シャンドリの「一生を終えて後に残るものは、 われわれが集めたものではなく、われわれが与…

ジョルジュ・サンド

『大辞泉』(増補・新装版)によるとサンド[George Sand][一八〇四 一八七六] フランスの女流小説家。本名、Aurore Dupin ロマン主義的作風の後空想的社会主義の影響を受ける。のち田園小説や童話を書いた。ミュッセやショパンとの恋愛は有名。作「アンディ…

石田三成

『大辞泉』(増補・新装版)によるといしだみつなり【石田三成】[一五六〇 一六〇〇]安土桃山時代の武将。近江の人。幼名、佐吉。豊臣秀吉に才知を認められて五奉行の一人となり、太閤検地など内政面に活躍。文禄四年(一五九五)近江佐和山城主となり一九万…

高山右近

『大辞泉』(増補・新装版)によるとたかやまうこん【高山右近】[一五五二 一六一五]安土桃山時代のキリシタン大名。名は長房。洗礼名、ジュスト。摂津の高槻城主。のち、証上司。江戸幕府の禁教令によってマニラに追放後、病没。利休門下七哲の一人。------…

明智光秀

『大辞泉』(増補・新装版)によるとあけちみつひで【明智光秀】[一五二八ころ 一五八二]安土桃山時代の武将。織田信長に仕え、近江坂本城主。天正一〇年(一五八二)京都の本能寺に主君信長を襲って自害させたが、まもなk山崎で羽柴秀吉に敗れ、配送の途中…

細川ガラシヤ

『大辞泉』(増補・新装版)によるとほそかわガラシャ【細川ガラシャ】[一五六三 一六〇〇]細川忠興の妻。明智光秀の娘。名は玉。ガラシャは洗礼名。高山右近の影響でキリスト教に改宗。関ヶ原の戦いに際し、石田三成に反抗して自殺。----------------------…

瀧川幸辰

『大辞泉』(増補・新装版)によるとたきがわゆきとき【滝川幸辰】[一八九一 一九六二]刑法学者。岡山の生まれ。京都帝国大学教授のときに、いわゆる滝川事件が起きて休職を命じられた。第二次大戦後に復職し、その後法学部部長・総長を歴任。著「刑法講義」…

河上肇

『大辞泉』(増補・新装版)によるとかわかみはじめ【河上肇】[一八七九 一九四六]経済学者・社会思想家。山口の生まれ。京大教授。マルクス主義経済学の研究・紹介に努め、大学を追われた。のち、日本共産党に入党、検挙されて入獄。著「資本論入門」「経済…

徳川家光

『大辞泉』(増補・新装版)によるととくがわいえみつ【徳川家光】[一六〇四 一六五一]江戸幕府第三代将軍。在職一六二三~五一。秀忠の二男。幼名、竹千代。家康・秀忠の遺志を継ぎ、武家諸法度・参勤交代の制などを整え、幕政の基礎を築いた。また、キリシ…

足利義満

『大辞泉』(増補・新装版)によるとあしかがよしみつ【足利義満】[一三五八 一四〇八]室町幕府第三代将軍。在職一三六八~九四.義詮の子。南北朝合一を果たし、明と勘合貿易を開いて室町幕府の最盛期を現出した。能楽の保護、金閣の建立などにみられるこの…

続氷点:流氷を眺める二人の若い男女

陽子が宿で流氷原を眺めていると、宿の前に車のドアが開き、二人の男女の姿があった。陽子は「徹と順子の後姿に似ている」と思い、窓を開けた。ふり返った青年は「徹に似た顔の輪かくだが、色の黒い青年」だった。陽子は「青年が女性の方に手を廻した」睦ま…

続氷点:三角巾で手を吊った男

恵子に話しかけられた陽子は、足早に立ち去る。ぼんやりと外を見ると、「四、五歳の男の子の手をひいた若い母親が、屋根の下に消えた」のが見えた。男は、入れ代りに病院から「せかせかと出ていった」。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:四、五歳の男の子の手をひいた若い母親

恵子に話しかけられた陽子は、足早に立ち去る。ぼんやりと外を見ると、「四、五歳の男の子の手をひいた若い母親が、屋根の下に消えた」のが見えた。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:看護婦

北原が入院していた際、北原にデキストロンAの点滴注射と抗生物質ケフリンの注射をして出ていった。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:白い杖をついた男

陽子が網走を訪れ、車で網走市内を刊行していたとき、旅館からつと道路に出てきた。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:おやじさん

陽子が網走を訪れた時、網走湖などを案内してくれた中年の運転手の会話中に出てくる。知床の番屋で、「十月の二十日ごろから、流氷の離れる五月まで、一人暮し」で、流氷の盛上がる話を運転手に聞かせてくれる。「もらうばかりになっていた女に死なれて、北…

続氷点:中年の運転手

陽子が網走を訪れた時、網走湖、台町の展望台を案内する。その時、知床の番屋でただ一人住む男性の存在や、流氷がさまざまに変化すること、蜃気楼の存在を陽子に語る。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:三、四人の小学生

陽子が濤沸湖を訪れた際、小屋にいて白鳥の餌を売っていた。「赤い頬の子供たち」「ニコニコしてパンを売ってくれた」。

続氷点:若い女中

陽子が網走滞在中に泊まっていた宿の女中。氏名年齢容姿描写なし。布団を敷きに来た際「お一人の旅ではお淋しいでしょうね」と話しかける。

続氷点:一人の女(看護婦)

三井弥吉の長男、潔が生れる時に特に世話になった看護婦。二つぐらいの娘の母。終戦の前の年(=昭和19年)に結婚し、家庭に入っていたが、知り合いの産院に一時応援を頼まれ、働いていた。彼女との会話から、函館に出張していた弥吉は恵子の不義を知る。氏…

氷点・続氷点:北原の父

『氷点』では、北原が四つの時に千島から引揚げた。妻は千島で永眠。滝川で肥料工場を経営している。邦夫、みちこの父であること、北原の誕生日やおまつりのときは、手作りのカレーを作ったので、北原にとってカレーライスはご馳走であることが記されている…

続氷点:カメラを持った青年

陽子が宿泊していた宿のすぐ前の道に沿ってある防波壁を越えて、流氷をゆっくり歩いていく。陽子はその様子に北原が足を失われたことを思う。氏名年齢容姿描写なし。

続氷点:四歳ぐらいの子

陽子を連れて小樽に向う達哉は、黄色の信号を無視して突っ走ろうとして急ブレーキをかける。「四歳ぐらいの子が、手を挙げながら前を横断しようとした」からである。年齢以外には描写なし。

続氷点:クラーク会館から出て来た男

北原の知人。北原と陽子のことを「きれいなのと、デートしてたじゃないか。ちょくちょく一緒に歩いているらしいな。評判だぞ」と語る。氏名年齢容姿記述なし。

続氷点:須見田

北原の友人。落語のサークルに入っている。名前不明。「追跡」の章で、陽子と北原が話をしているところに割り込む。(1)描写なし。(2)北原によると「あれで、頭はいいんですよ。それでいて、生活感情は中学生並み」(3)陽子に「辻口さん、この北原っ…

続氷点:年配の女

「母親らしい三十代の女」と回転ドアの外で話している姿を、徹はホテル・グランドで見る。「年配」という以外の記述なし。

続氷点:母親らしい三十代の女

五、六歳の男の子がホテル・グランドの回転ドアから出てきたり、内に入ったりするのを徹は微笑してみる。年齢以外の描写なし。

続氷点:五、六歳の男の子

ホテル・グランドの回転ドアから出てきたり、内に入ったりするのを徹は微笑してみる。年齢以外の描写なし。「母親らしい三十代の女が、外で年配の女と何か話をしていた」とあるので、母と一緒に来たのだろう。

続氷点:夫婦らしい若い一組

徹と村井がホテル・グランドのフロントの前を通り過ぎ、右手の一画のソファに腰を下ろしたとき、「中年の男が二人、テーブルをへだてて、暗い表情で何かぼそぼそ話をしてい」たが、その横のほうにいた。「うきうきと楽しそうに語り合っている」とのみ描写さ…

続氷点:中年の男

徹と村井がホテル・グランドのフロントの前を通り過ぎ、右手の一画のソファに腰を下ろしたとき、「中年の男が二人、テーブルをへだてて、暗い表情で何かぼそぼそ話をしている」。うち一人は「しきりに首を横に振り」「だめだ、だめだ、もう日にちがない」と…